薔薇マリ/荊ヨハ
番人番人言ってたらどんびきされる夢を見た。
「もう番人だけで映画化してもいいレベル」「えっ……」
最初は「ああうん番人いいよね」と言っていた誰かがどんびきしてたんだぜ…なんだよこの寝ても覚めても番人状態。番人でできてる。
それにしても最近本当にマリアさんがこわくて仕方ありません。「さん」とかつけてる時点で洗脳済みです。まじこわい。ver4の表紙とかイチさんに「まじこいつなんで頬そめてんの」って言われて久々にカバー外してみた瞬間「なんで頬染めてんのまじこわい」って言ってしまった。しかもこっちに手をのばしてやがる。掘る気だ。掘るきだ。絶対掘るきだこえええええええええええええええ!!!!!!!
カラーのさいごとかまじこっちみんな……!!!!!ZOOのお弁当タイムを邪魔する奴はみんな掘る、みたいな意志があらわれすぎなんですけど。なんでこっちみてんの。こわい。こわすぎる。ZOOのかわいい人たちを眺めているのも駄目なんですか。
駄目だね。ぼくのZOOの皆をきみなんかが見てることが許されると思ってるの?まあ、ケツだしなよ。それでおあいこなんかにするわけないよ。つ【ハーレムゴードン】
ヤられた揚句に殺される。こいつまじ最終鬼畜マリアローズ。フリークスだろ。人間じゃ──ハッ背後に赤いものがアアアアアーッ!
マリアさんは素晴らしいひとです。セイジョデス。マリアさんにさわっていただけるなんていまレイプされてる人はシアワセだなあ。ああウラヤマシイ。
※大体ツイッターでこんなこといってる
あとは番人。
そうだ、荊ヨハでも書こう。
※現パロ
アパートの自分の部屋の前に座り込んでいる男がいた。舌打ちをしかけてやめた。近づいて顔を見ると、その瞳はすっかり閉じられていて、溜息をついて名前をよぶとようやくゆっくりと開かれた。
「何をしているんだ、君は」
「……お前を待っていた」
表情がひきつるところだった。
「何のために」
「あいたかったからだ」
ヨハンは思い出したようにポケットから携帯を取り出して見てみたが、着信履歴やメールなどは当然一切入っていない。
「あいたかったんだ」
腕をのばされて、酒臭いな。と思った。誰かと飲んだ帰り、この男は自分の部屋まで来て、誰もいないと知るや否やそこに座り込んで自分をずっと待っていたのだろう。馬鹿だ。どうしようもない男だとも思う。
「……とりあえず、中に入らせてくれ」
この男の立場が友人からそれ以上、あるいは以下になってから、はじめて、その体にふれた。ためらいは一瞬で、腕を掴んだらそのまま無理やり立たせた。近所迷惑だし、いくらなんでも夜通しで待っていたならば風邪をひいていてもおかしくない。現にふれた身体は思わず眉をしかめるほど冷たかった。
ぱたりとドアを閉じて、廊下をひきずって、いくらか迷った後ベッドに放り投げた。自分も教授に付き合わされて徹夜明けだが、ソファでいい。
そのままバスルームに向かって、お湯の蛇口をひねる。ほんの少しの間出てきた水を掌にすくって、あつい湯になったところで手をはなした。そのまま浴槽にひじをついて、瞬きをしたつもりだったのだが、ほんの一瞬意識を失っていたようだ。かぶりを振って、湯気でくもった鏡が視界にうつった。
「──」
振り向こうとした瞬間、地面にたたきつけられた。室内にあっただけあって、さっきよりはあたたかい掌だった。耳を噛まれた。犬歯がつきささる。思わず呻いて、つかまれている腕を動かそうとしたが、相当の力だ。もう一度ふりかぶった途端急に手が解放されて虚をつかれた瞬間首筋にあたたかいものが這った。舌だと気づくのに時間がかかった。
「やめ、ろっ……!」
聞く気があるのかないのか。先程急にはなされたせいでふりかぶりすぎた手が、首を吸われた感覚に撥ねた。何かにあたった。シャワーからぬるま湯がでて、荊王の背に、そして自分にかかる。服ごと濡れて、身体にへばりつくそれらがとても不快だった。
暫く、水音だけが響いた。あとは自分のあらい息くらいだ。舌打ちをしてやりたい。自分を見下ろす荊王は何を考えているのかじっと動きを止めてこっちを見ている。やっと息が整ったので、その横っ面に思い切り蹴りを叩きこんでどかした。
身体を起こしてふと見ると、浴槽に湯が結構たまっていた。蛇口をひねってお湯をとめて、忌々しげに「……冷えたんだろう。入りなよ」とはきすてる。
何か言おうとした荊王を無視してバスルームを出る。身体にはりつく服が気持ち悪い。舐められたところも、噛まれたところもだ。思わず上を脱いで、服を着直すのも面倒で、それからベッドに倒れこんだ。一度くらい死んでしまえ、あの男。濡れたままのズボンがシーツにしみ込ませた水を見て、目を閉じた。
なんというもう一回襲われるフラグ。