FHC
TOVパロでFHCとかやっちゃいますTOVのネタバレなので嫌な方はリ・ターン!
まずニアが回復術の使い手なんだけど実は凄い力で、ニアがいると世界の均衡が揺らぐかもしれない。
レイナスはそう言われても、ニアを殺すという人たちと戦う。たとえそれが世界を守るためといわれても「どうしてその世界の中にニアが含まれていないんだ!」と叫ぶ。
ニアの力がどれだけ危険でもニアの心が優しくて誰かを守りたいと願い続けてる限りやっぱり守りたいと思うレイナスやザード。ライもそうだしラナだって死んでほしくない。
旅の途中であるギルドの幹部のハントも仲間になってるんだけど、やっぱりニアを殺すしかないんじゃないかって結論になってニアが飛び出して行って「今は…そっとしておきましょう。でも絶対、なんとかするわ…」(多分ライ)という空気にハントも「ちょっと世界を救うとか、俺には重すぎるわ」と言って部屋をでていく。
暫くしたらハントとニアが姿を消していることに気づき探すレイナスたち。
何故かレイナスには最初に牢屋にぶちこまれたときにあったハントと、旅の途中で「若い奴らは元気でいいねぇ。…死人には、信念も希望も、ありゃしねぇよ…」と言ってるハントを思い出して「何を思い出してるんだ…僕は…」とかぶりをふってニアとハントを探しにある遺跡に行く。
ニアもハントも国の騎士団の総長(黒幕)エリオルにつかまってると同じく騎士団にいるレイナスの親友ロナードより聞いて向かった先で捕まって、力を利用されて苦しむニア。
エリオルに連れてかれるニアを追いかけようとした瞬間騎士団の格好をした隊長格があらわれて、その声を聞いてがくぜんとする。
「は、んと…?」
「騎士団首席総長、ハント・マジックスナイパー。総長の命により足止めさせてもらう」
バンダナもほどいてて一見ハントと見えないのがポイントです!
「嘘だろハント!なんで…!」
「おじさま!私、わたし、おじさまがこんな…」
「おっさん…ふざけんなよこんな…!目ぇ、覚ませよ!」
「光栄だな…排除すべき敵に好かれるとは」
秘奥儀使いまくりのハントを何とか倒して一瞬手を緩めたハントをきったときに心臓の部分に器械が見える。
「はっ…こんなになってもコレはおれのこと殺してくれねぇのか…」
「ハント…それ…」
「おれのからだは…10年前に死んでるんだよ…10年前の戦争の時にエリオルにこれを埋め込まれて、ははっ、今までずっと、こうだ…」
その瞬間定番の如く遺跡がくずれはじめる。
焦るライやラナ、ザードにかわって落ち着いているハント。レイナスが「何落ち着いてるんだよ!」と怒ると
「おれにとっては、やっと訪れた終わりなんだよ…」
あきらめたように笑うハントに、「ハントは、確かに死んでるかもしれないけど…!ギルドの首領が死んだときに見せた意志…あれも全部、嘘だったのか?!ハント!!」
「…かなわねぇなあ・・・はは…」
そんで落ちてくる天井をおさえて一人犠牲になるハント。
ラナもみんな泣きながらエリオルとニアを追う。
が、そこで普通に復活ハント。
「よっ!悪い、また死にそこなっちまったみたいだ……」
「い、今さら、なんのつもりだよ・…!」(これはたぶん嬉しさと驚きで何かいじはっちゃったザード)
「あーやっぱ信用できないか?じゃ、さくっと殺っちゃってくれるか」
「な・・・」
「おれは死んでるようなもんだからな、どうしてくれてもかまわねぇよ」
まあこれには勿論生きて償え発言で。
おーとこれはいいエリオル×ハント!
エリオルはハントのこと道具としてしか見てないけど、生き返らせた時はそんなことなくて、10年という月日が崇高な騎士道精神をもっていたエリオルをゆがませてしまった。
本当はエリオルは平等な世界を作りたかったけど、変わらない世界に絶望して歪んでいくことになるということで。
ハントはずっとそれでも、自分の命はエリオルに与えられたもので、10年前の戦争で自分だけ生き残ったことに絶望してエリオルの道具として生きていたけどレイナスたちと一緒にいるうちに変わっていくという。
鞭でびしびしやられてもいいよ!
でもハントは道具だからって殴られても諦めちゃってると!
最後には「おれはもうアンタの道具じゃないんすよ。……なあエリオル、こんなことして何になる?ニアちゃん苦しめて、それで世界を救うってか?そんなんじゃねえだろ…そんなんじゃなかったろ…?」ってなって戦って決別してほしい。
騎士団姿のハントとかかっこよさそうだよちきしょー!
大変な妄想お疲れ様でした!