修羅の刻、文
ログ2を十兵衛×天斗オンリーにしてやるぜ!って意気込んだら温泉の話が長くなりすぎて諦めた。
短い話じゃないとログに載せにくいだろ馬鹿野郎…!
この二人はほんともう、血と白濁が似合うよね…はぁ…はぁ…
しかし左近がかっこよすぎるのだが。
雷電の気持ちとかを考えると葉月と一緒に泣いてしまう。
15巻は泣けます。
兵衛が残念でも泣けます。
でも張り手をくらってそれでなお笑う化け物な兵衛はかなり好きなんですけどね。
ああ、だがっ左近!
「こんなしょぼくれた40がらみのおっさんでガッカリ……
か……?」
の左近がかっこよすぎて私の心臓が破裂した
死ぬかと思った…!かっこよすぎる…!左近たまらん左近…!嫁大好き左近とか…!嫁といれて幸せだったって、どんだけ好きなんだよ!しかも「去年、うちの女房の枕元でふんでほしかったな」ってうおおおおおおどこまでも嫁が好きかああああ!体が弱いから産ませたくなかったってなんて…愛…・・・・・・・バタン
伊藤が死んだ
正直死ぬしかないと思った
左近のかっこよさは全世界が破裂してもおかしくない
左近…受けがみたいです…がふっ
遺言だ!遺言だぞー!誰かかなえてやってくれ!
とまあ深夜のテンションになったからそろそろ寝ます。
つづきにログに置く気な十兵衛×天斗をちょろちょろ
相手が後ずさる。俺の剣気に気圧されたのだろう。だがそんな硬直を続けたいと思う訳がなく、俺は魅せるつもりなどなしに相手を倒した。
「い、一本」
あまりにあっさりとした終わりの為か、会場も少ししらけているし審判も呆けている。それでも近くに居ただけあって、俺の剣気の為汗をかいているがどうでもいい。
「つまらんなぁ、やはり」
こんな試合で、何が楽しいことがあろうかよ。
別に、他校の天才といわれる宮本伊織に興味などない。やはり俺の飢えを満たしてくれるのはあの男だけなのだ。
「天斗」
試合の帰りに立ち寄った自動販売機の近くに見知った背中があって、それが俺の渇望していた男だと気付いた瞬間声をかけた。バイクをとめて、それに寄りかかるように茶を飲んでいる。
「お前かよ」
「今日の会場にいたのかよ」
こんな時間にこんな場所で立ち会うなど、そうそう偶然ではありえまい。期待と確信をこめてはなった言葉は、凶悪な笑みで返される。
「どうかな」
「あんなつまらん相手では、勃つこともできん」
「おい……変態かよ」
「何をいまさら」
高校に入ってから知り合ったこの男は、いつも癖なのか片目をつぶっていて底がなく頭の切れがいいだけではなく、何よりも強かった。
本気で闘うところを見たわけではないが、授業の際の運動能力や俺の剣気に対する呼応でその実力も読めた。こいつは強い。そして、俺と同じだ。
強い奴と闘いたい。鳥肌が立つような、おもしろくて仕方ない試合をした。俺は生まれてくる時代を間違えたのかもしれないと思っていたが、この男に出会えたのだから良かったのかもしれない。行動をともにするようになっても、天斗は俺と闘おうとしなかったが世間一般では友情という気持ちを温めるような行為の裏で、俺たちはいつも闘っていた。
眼を閉じて天斗を思う。すさまじい速さで蹴りを放つ。俺はそれを見切って斬りかかろうとするが踏み込まれて浅い。だが、両目を開けた俺はすべてを見ることができて、だからこそその想像の中の天斗が片目をつぶってるのが不可解だったが、それでも天斗を斬った。
そんな夢の中ですらあまりの興奮に勃起しそうになるというのに、天斗と居ると興奮が抑えられない。
「俺を満足させられるのは、お前だけだ天斗」
もしも勝てたら。その時はせっかく勃起しているのだ。そのまま犯してもいい。
これが、この気持ちが俺たちの友情なんて芽生えるはずもない感情の本来だ。天斗はこれをいつも難なく受け止めているが、こんな会話が聞こえるためか、最近ではクラスの女子に出来ているのではないかという噂をされているのも知っている。
放っておいてるのは、それを気にした天斗が勝負を受けてくれるかという期待があってたが見事に裏切られたので噂は流れっぱなしである。
今日も相手をする気がないのか、天斗はひらひらと手をふってそのままバイクにまたがる。
エンジンをふかせて「じゃあな」と俺の横を通りすがるバイクの上の天斗の腕を、咄嗟に掴んだ。
「──おいっ!」
悲鳴が聞こえたが気にせずにひっぱった。天斗もこれ以上は危険と判断したのかバイクから自ら飛ぶような形で俺の腕の力に任せてバイクを蹴った。バイクはそのまま横転し、いびつなエンジン音だけが響いている。
「俺のバイクだぞてめぇ」
「そろそろ、我慢の限界だ」
「あ……?」
「闘わぬならせめて、俺のこいつを鎮めてもらおうか」
どん。と壁に押し付けて天斗の手を自分のそこに押し付けた。瞬間天斗の表情が呆れたような怒りのようなものに歪む。
「お前生まれる時代を間違えただろ」
戦国の世であれば、殺し合いの前に萎えていないというのはむしろ賞讃に価する。死が近いとなればどんなものであれ、勃たぬ。そして闘いに紙一重で勝利した後などは興奮して勃つものだ。
「お前もな」
俺の会場の試合を、見たのだ。この俺の強さを見て、同じ馬鹿が興奮していない訳がない。
「……生理現象だろうが」
「尚のことだ」
「盛りやがって、家で右手と仲良くしてろ」
「ああ、お前の右手と仲良くしよう」
パチン。自動販売機に寄ってきた虫どもが、弾かれて死んだ音がした。
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何故現パロにしたし
口内に侵入してきた舌を噛んでやった。じわりと俺のものではない血の味が広がる。長い間唇を重ねてる趣味もなかったから突き飛ばして、赤い色がまじった唾をはいた。
「死ね」
つぶやいたが、懲りずに腕を掴まれる。その指の力に、爪がくいこむ感覚がした。ミミズばれより深く赤いラインが入って、ようやく男はこれでおあいこだという風に舌を出した。じくじくと垂れている血液は、勿論俺によるものだ。
舌打ちをして蹴りをいれたが、自ら飛ばれたため大して痛くはないだろう。その際に裾の布を持って行かれた。
「てめぇ、人の服引き裂いてんじゃねぇよ」
「俺が引き裂きたいのはてめぇの喉笛だぜ、安心しろ」
何が安心できるものか。
しかも、その言葉が事実なのだから面白い。…この男ときたら情事の真っ最中であっても血がどぷどぷと溢れるほどの力で噛みついてくる。おかげで体が他人に見せにくいようなものになっている。歯形、歯形、引っかき傷の嵐だ。だがそれは俺だけでなく十兵衛もなのだが。
「だったら…お前が引き裂かれる覚悟もあるんだろうなあ」
引き裂きたいならば、引き裂かれる覚悟を。
「ああ。だが、引き裂くのは……俺だ!」
拳を振るう。殴って口の端がきれた十兵衛が鮮血を散らせながら俺を倒す。倒れる前に自力で体勢を回復して、体を独楽のように回して蹴る。が、よけられる。
だがそのままかかとを肩におとせば、十兵衛の体は一瞬揺らぐもガッチリと足首と掴まれて、そのまま引っ張られた。ドゥ、と体が落ちて、丁度俺の脚が十兵衛の肩にかかったまま倒れこんだのであいつにとっては良い格好だろう。
「お前を俺で貫いて、どろどろにして引き裂いてやるよ」
本気の笑みに、十兵衛の襟首を掴んで体を起して同時に倒れてきた鼻息がかかる距離の十兵衛をにらみ返して、首を噛んでやった。
血と、赤と、白濁と。
犯されてるのは、どっちなのか。境界線も曖昧なまま、今日も俺らはくらいあう。
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理想の十天